SDカード、SDHCカード、SDXCカードの違いをご紹介

SDカード・SDHCカード・SDXCカードという三つの規模はパソコンやスマホの外付けストレージとして役立っています。本ページでは、これらの違いを解説します。ぜひ一度見通し下さい。

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内野 博

Apr 12, 2023 • カテゴリ: SDカード復元

パソコンやスマホの外付けストレージとして役立つSDカードには、以下3つの規格があります。
● SDカード
● SDHCカード
● SDXCカード

どれも見た目は同じに見えますが、使い方に応じて自分にあうものを選ばなければいけません。Dカード選びで迷ったら、データの保存容量をポイントにしましょう。また転送速度もチェックしたいところです。

本ページでは、SDカード・SDHCカード・SDXCカードの違いを解説します。


パート1:SDカード、SDHCカード、SDXCカードの特徴と違い

SDカードとSDHCカード・SDXCカードの特徴や違いは、保存できるデータの容量にあります。

1)SDカード

SDカードはもっとも安価な規格でm保存可能容量は最大2GBまでと小さめです。そのため、エクセルやワードといった軽めのファイル管理に適しています。画像や動画を保存する場合は1GBや2GB以上の容量を消費しやすいため、SDカードは向いていません。

2)SDHCカード

SDHCカードとは、SDカードよりも保存可能容量が大きい記憶媒体です。

SDHCカードでは最大で32GBまでのデータを保存でき、販売されている製品では以下の4つから容量を選択できます。
● 4GB
● 8GB
● 16GB
● 32GB

そのため、自分にあった容量を選びやすいです。画像や動画ファイルを管理するなら16GB以上、Officeファイルを保存するなら4GBや8GBといった選び方がおすすめです。

3)SDXCカード

SDXCカードはSDカードのなかでもっとも大容量のデータを保存できる規格です。

保存可能容量は最低でも64GB、最大で2TBです。市販のSDXCカードは以下3つの容量で展開されていることが多いです。
● 64GB
● 128GB
● 256GB

そのため、画像や動画ファイルの保存にはもっとも適した規格といえます。


パート2:SDXCカードとSDHCカードの選び方

SDXCカードやSDHCカードを選ぶときは、以下の2つがポイントになります。
● SDカード本体のサイズ
● 転送速度

SDカード本体のサイズは利用できるデバイスを左右するので、一番に注意したいポイントです。

1)SDカード本体のサイズ

あらゆる種類があるSDカードですが、形状的なサイズには2つの種類があります。

SDカードのサイズは以下2つの規格で分類されています。
● SDカード
● microSDカード

SDカードはデジタルカメラで用いられることが多いです。

microSDカードはSDカードより小型で、スマートフォンや携帯ゲーム機で使われる規格です。SDカードサイズのアダプターを使えば、SDカードとしても利用できます。そのため、間違ってmicroSDカードを買ってしまっても、アダプターを買って対処できます。 デバイスによって対応のSDカードのサイズ規格は異なるので、購入するときは注意してください。

2)転送速度

デジタルカメラやスマートフォンで写真や動画を撮影する人は、転送速度もチェックしなければいけません。転送速度が遅いSDカードを選ぶと、連写したいときに撮影が停止する、動画が切れてしまうといったトラブルが起きるからです。

転送速度はSDカードごとの対応スピードクラスで決まります。

スピードクラス

最低保証速度

解像度

ビデオスピードクラス90

90MB/秒

8Kビデオクラス

ビデオスピードクラス60

60MB/秒

8K、4Kビデオクラス

ビデオスピードクラス30

30MB/秒

8K、4K、HDDビデオクラス

ビデオスピードクラス10

10MB/秒

8K、4K、HD、スタンダードビデオクラス

ビデオスピードクラス6

6MB/秒

4K、HD、スタンダードビデオクラス

UHSスピードクラス3

30MB/秒

8K、4K、HDDビデオクラス

UHSスピードクラス1

10MB/秒

8K、4K、HD、スタンダードビデオクラス

スピードクラス10

10MB/秒

8K、4K、HD、スタンダードビデオクラス

スピードクラス6

6MB/秒

4K、HD、スタンダードビデオクラス

スピードクラス4

4MB/秒

HD、スタンダードビデオクラス

スピードクラス2

2MB/秒

スタンダードビデオクラス

写真撮影で利用するなら、最低でもスピードクラス10やUHSスピードクラス1のSDカードを使うといいでしょう。
動画撮影で使う場合は、ビデオスピードクラス30以上のSDカードがおすすめです。


パート3:SDカードから消えたデータを復元

SDカードに保存したデータは、思わぬ機材トラブルで破損したり消失する場合があります。基本的にはSDカード上で消えたデータの復元はできません。しかし、「Recoverit」を使えば可能です。

Recoveritはデータ復元成功率95%を誇るファイル修復ソフトで、消えた写真や動画データを取り戻せます。
パソコンで利用するソフトですが、SDカードをはじめとしたあらゆるデバイスから消えたデータを復元できます。
また1000種類以上の拡張子に対応しているので、どのようなデジタルカメラで撮影した画像や動画も修復可能です。

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以下はRecoveritを利用してSDカードから消えたデータを復元する手順

ステップ1 「外付けデバイス」で復元したいSDカードを選択します。

パソコンからRecoveritを起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。「外付けデバイス」タブから復元したいSDカードを選択します。

「外付けデバイスの復元」SDカードデータを選択

ステップ2 SDカードの消えたデータをスキャンします。

復元したいSDカードをクリックして、SDカードから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

データをスキャン

ステップ3 SDカードの消えたデータをプレビューして復元します。

SDカードのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいSDカードのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

SDカードデータを復元

デジカメにスマホ、パソコンにと色々なハードで活用されているのがSDカードです。そこに残るデータはもはや私たちの生活の記録とさえ言えるかもしれません。思い出の写真や動画、感動を与えてくれた音楽や本のデータ、苦労して作った仕事や学校の資料など、大切な思い出をしまっておいてくれるこの小さなカードはもはや現代の宝箱なのかもしれません。

「Recoverit」はSDカードの復元ではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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